+弁護士便り+

20周年を迎えた仲間

先週末に司法研修所卒業20周年の集まりが京都でありました。

わかりやすくいうと,司法試験に合格した後,同期合格のメンバーが司法研修所で修習をするわけです(司法研修所を無事に卒業すると,それぞれ裁判官・検察官・弁護士になります。)。卒業20周年を迎えて集った同窓会のようなものですね。受付でもらった「8組 外立憲和」というネームプレートが気恥ずかしくもあり,同窓会ムードを演出します。
同時期に修習生活を共にしながら,普段は会う機会の少ない裁判官・検察官,そして地方で仕事をしている同期メンバーと,久しぶりに会うことができました。食事をし,お酒を飲み,昔話がはずんで・・・1時間・2時間と時間が経つごとに修習時代の顔つきに戻ってく気がするのが不思議です。

また頑張ろう−って気になります。こういうのは本当に理屈じゃないですね。みんな忙しい中集まるわけですが,そういう気持ちになることを期待して集まっているところもあると思います。同期の仲間と修習時代の教官に心から感謝,改めて感謝です。
深夜バスで翌早朝には東京に戻ってきました。ハードな帰京となりました。それでもみんなに会えてよかった。

2010/08/27(Fri) 03:14:35 

いよいよ2010年

2010年を迎えています。本年も事務所一同,元気に頑張ってまいります。

中国の古い言葉に,「学びて然る後に足らざるを知り,教えて然る後に困(くる)しむを知る」(礼記)というのがあります。
学んでみて自分がいかに知らないかということを知り,また人に教えてみて更に未熟さを思い知るといった意味になります。

まだまだ人に教えるといった立場にはないのですが,一昨年から事務所に司法修習生を実務修習として受け入れたり,昨年から大学の法学部で企業法演習という課目で学生に会社法を教える機会を得ました。みずみずしい求道の姿勢の大切さを改めて認識し,見習おうと思いましたし,人に物事を教えようとするのであればまずは自らが時間と労力をみっちりかけて勉強し準備しなければ有意な役割を果たせないということも改めて実感しました。
「学ぶ」というのは,学問という意味に限定されるべきものではなく,本年,改めて業務に専心し,弁護士として,人と社会のために有意な働きができるよう決意してまいります。「困(くる)しむを知る」後に,それが再び次の責任ある「学び」に繋げていけるように。

2010/01/03(Sun) 17:39:29 

巣立ちゆく濱門弁護士に期待

あっという間に12月…ということですね。。
さて,この12月に,これまで勤務弁護士として業務にあたってきた濱門俊也弁護士がいよいよ独立を果たし,当事務所を巣立っていくことになりました。
彼は,弁護士1年生として当事務所に入所して以来まる3年,さまざまな事件に熱心に取り組んできました。もとより,私自身が未熟ですので,どれだけの経験・技術を彼に伝え,指導することができたか,はなはだ心もとないかぎりではありますが,人を護るという熱情の深さと,結果責任を果たすべき職責の重さを忘れることなく,そして常々勉強を怠らず,新天地で大いに活躍されんことを期待してやみません。
私も改めて弁護士としての初心に立ち返り,日々の職務に全力で取り組んでまいりたいと決意しています。

2009/12/10(Thu) 02:30:15 

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