+弁護士便り+

もえ(萌え)てる場合でもないかも・・・

中国で反日運動,デモの拡がりが大きな問題となっています。。

マスコミなどでも既に相当程度のコメントや分析がなされている
ので関心を持たれている方も多いと思います。
中国には中国からの,日本には日本からの見方や主張はそれぞれ
当然のごとくあると思います。英米のマスコミが,日本に先んじ
て痛烈な批評を加えている様子もみられるなか,日本の外相はも
っと血相変えて怒ってしかるべきという声もあるのではないかと
思いますが,やはり英米には英米の見方やアジアに対する影響力
の確保という思惑もあるように感じたりもするわけで,思惑のぶつ
け合いという面も残る気がしたり。

ただ正直,投石などの暴力や破壊がなされている事実は,たいへん
ショックです。そして,このような暴力などが,私も含めて多くの
日本人が緊張や関心,あるいは憤りをもって,今回の事件の推移を
見守ることにつながっている要因にもなっているのも事実と思いま
す。

イデオロギーとかナショナリズム,国民に対する教育が何のための
ものなのか,人の精神性の解放や自律のために貢献する作用ととも
に,逆に,権力側にとって,人をコントロールしたり,利用する手
段ともなったり,誤った規範を植えつけることがあること,悲しく
も後者が20世紀の負の遺産でもあったということを,日中共に経
験しているのであって,忘れることではなく,乗り越えるべきこと
だとも思ったりします。

いずれにしても国家的な思惑や覇権的な発想のぶつかり合いが,こ
れに踊らさせる“本来的に罪なき庶民”の憎悪,暴力や破壊行動と
いう負の連鎖として,これ以上,日中両国内で拡大しないことをま
ずは強く祈りたい気持ちです。

難しい問題に,中途半端な書き込みという感も否めませんが,お許
しください。




2005/04/19(Tue) 01:26:22 

アッー。弁護士便りが出来てました。

管理人さん,弁護士便り,新設してくれたのですね。

自己満足的路線は続くよ,どこまでもということで。
気ままに書き込みさせてもらいますネ。


2005/04/16(Sat) 17:04:51 

200506のログ